こんちには、ワタリ(@wataridley)です。
現在は予約受付を終了してしまっておりますが、以下が特集ページ
https://store.nintendo.co.jp/ext/smartphone_case_zelda.html
パーフェクトな見た目
さてさて、触った感想を。
まずはデザインが完璧である、とお伝えしたい。
全体はシリコン製で出来ています。ソフトな触り心地。
その上に凸凹なシリコン彫刻が再現されていて、特徴的な目玉部分はクリアなプラスチック素材のようです。
デザインを見比べてみても、ゲーム内のシーカーストーンと大差ありません。
彫刻にはところどころ歪みや曲がり、厚みの変化といったものが見て取れます。手作り感が演出されていて、とてもお洒落に感じました。
カラーリングも落ち着いており、ベースとなる色は小豆色をダークにしたもので、明治チョコレートの色合いといった感じです。そこに彩度抑えめのオレンジやアンティークな縄文土器のような焼き色が入ることで、古代文明の産物らしさが随所に表れていますね。アクセントとして取り入れられた鮮やかな青目がいっそう引き立っています。
電源・音量ボタン部分にはそれっぽいマークが施されており、細かいところまで拘られてます。
↑上が電源ボタンマーク、下が音量調節マーク
こうした外見面の再現度は高く、この点には大きな不満はありません。
反面、優れたデザインのために利便性が損なわれている点は気になりました。
デザインと引き換えに扱いやすさは低下
このシーカーストーンは一般的なシリコンケースに比べて厚みがあります。そのため、装着時のスマートフォン全体のサイズが一回りほど大きくなってしまうのです。
自分は、通常のiPhone8は片手で扱えたのですが、ケースをつけた途端両手持ちしないとタッチスクリーンの隅まで触れなくなってしまいます。
そして、ここが大きく不便さを感じるところですが、ズボンポケットに入りません。スマホを頻繁に操作する現代人にはちと辛いところです。
電源ボタンと音量ボタンもシリコンの厚みに隔てられ、押す際にちょっとした指の力が必要です。グッと押さないとボタンまで力が伝わらない。直前まで薄いカバーを使っていた身からすると、この変化は毎回億劫さを覚えちゃいます。
ただ、厚くなるということは、それだけ保護性能は高くなるわけです。デザインが良いのでなるべく大事に使いたいですが、落としてもiPhoneは無事に済みそうです。
もうひとつ挙げる厚みの問題としてマナーモードのオンオフスイッチは本当に使いづらいです。普通に人差し指を突っ込んでも、届かないぐらい穴が狭くて深い。
↑明らかに指が入らない狭さ
↑案の定、指を入れるには苦労
マナーのオンオフは小指、尚且つ爪を使ってやらないとできないですね。人差し指でやるのなら無理やり押し込む形になりますが、シリコンにダメージが蓄積するでしょう。このマナーモードスイッチの露出部分に関しては完全な設計ミスだと思いました。
そして、下部の半円状のシリコン部分がとても薄っぺらく、何かの拍子で千切れそうです。
↑ペラッペラです。
他の部分はしっかりとしているのに、ここだけ作りが甘いです。
あとiPhone8を使っていると、ここがとても邪魔に感じます。この半円パーツはホームボタンを避けるようにして出来ているので一見そのあたりは配慮があるように見えるのですが、iPhone8の指紋認証(Touch ID)をする時、このパーツが邪魔で指をホームボタン全体に覆わせることが出来ないので、仕方なくIDナンバーでロック解除する羽目になります。
まとめ
使ったところ
- 厚みがあるおかげで取り回しが悪い
- 下のペラペラな部分が不安
以上2つが実感できる問題点でした。
良さは冒頭述べたとおりゲームのキーアイテムを現実世界のスマホで再現できる良デザインです。リンクが使っていたシーカーストーンを現実の自分も同じように使えます。もうこれだけでえらい満足度です。
自分はゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドに熱中した身として、販売情報を観た時に即決で買いましたし、実際届いた商品のビジュアルもいたく気に入っています。なので購入による満足度はあります。
しかし、受注販売でそれなりのお金(税別¥3980)をとっているので、見逃してしまった方や、躊躇された方もいらっしゃることでしょう。
機能面では正直オススメできないので、いずれファンメイドや非公式でより便利なものが出たり、或いは公式から改良版も発売されたりしたら、そっちを買う方がありかもしれません。
個人的にはデザイン最高なので、愛で使っていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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