『ToHeart』9話「心の在り処」感想
9話「心の在り処」 文化祭の準備を進める中、浩之達のクラスで催す予定の喫茶店をめぐって、クラスメイトの岡田のグループから急な方針転換が提案される。クラス委員長の保科智子はその提案をあっさりと許可しつつも、岡田達との間には…
9話「心の在り処」 文化祭の準備を進める中、浩之達のクラスで催す予定の喫茶店をめぐって、クラスメイトの岡田のグループから急な方針転換が提案される。クラス委員長の保科智子はその提案をあっさりと許可しつつも、岡田達との間には…
8話「おだやかな時刻」 ともすれば地味とも捉えられかねないほどに緻密かつ抑制的な作りを志向してきた『ToHeart』において、この8話はその極地とも言える回に仕上がっている。新学期の朝の席替えをメインイベント持ってきてい…
7話「揺れるまなざし」 とある晩の帰り道、あかりと雅史は猫が事故に遭う現場に居合わせる。この頃よく公園で猫の面倒を見ていた女子生徒もその場にいたにも関わらず、彼女は立ち去ってしまう。酷薄にも思える彼女の行動には何か事情が…
6話「憧れ」 全13話の本作において折り返し地点に相当するこの6話はまさにそれにふさわしい回になっている。初登場のキャラクター・雛山理緒を主役に据え、ここにきて浩之とあかりを客観視する目線を加えて作品に重層性をもたらずば…
5話「青い空の下で」 1話が新学期の席替え、2話が放課後のすれ違い、3話がオカルト研究部に見学に行くまでの話、4話が格闘技同好会の試合と、それぞれ学校中の衆目環視にまでは置かれないスケール感で展開されきた(そしてこの回以…
4話「輝きの瞬間」 いつもの調子で浩之達が校門を通りかかると、格闘技同好会の勧誘チラシを配る生徒の姿が。黒魔術に傾倒する財閥令嬢の次は格闘少女ときて、流石ギャルゲー原作。攻略対象のバリエーションが豊富である。勧誘活動の成…
3話「陽だまりの中」 別のアニメが始まったのかと瞠目するようなシーンから始まる第3話。前回顔見せしていた来栖川芹香が怪しげな黒魔術の儀式を行っている様子から始まっているが、その雰囲気を一切茶化すことなく本当にそれだけでア…
2話「放課後の出来事」 下校中の浩之、あかり、志保、雅史が人気アーティストのライブチケットをめぐって話している様子から開幕。前回の次回予告でのやり取りも早速ここで話されるように、あかりの浩之に対する視点を中心としていた前…
第1話「新しい朝」 番組開始のたった2分のアバンでとてつもない作品が始まった。そんなことを思い知らされ、気づけば全13話のアニメシリーズを最後まで鑑賞しきっていた。 セル画を用いたアナログ撮影の懐かしく温かい画調はさるこ…
こんにちは、ワタリ(@wataridley)です。 毎年恒例の映画ベスト10を今年もまとめて、一年の締めくくりとします。 前置きせずに早速振り返っていきます。 ⑩ラストマイル 『アンナチュラル』『MIU40…