『SSSS.GRIDMAN』第3話「敗・北」感想: 六花と響の関係やいかに?

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アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

こんにちは、カウボーイハットが似合う髭面で渋い声したおっさんがタイプのワタリ(@wataridley)です。

追っかけで見始めた『SSSS.GRIDMAN』第3話の感想を書いていきます。

 

「落として上げる」王道展開を1話で展開するサービス精神

3話は初めて主人公が敗北を喫する展開となった。導入にあたるグリッドマンとの出逢い、グリッドマン同盟の(いつの間にかの)結成、敵の判明は1話と2話で済んでいるため、今回の3話は全12話の起承転結の承に当たるのだろう。

アカネからの指示により初登場のアンチが怪獣となって響=グリッドマンの前に現れ、スピードと器用さで圧倒する。グリッドマンは、響の精神的動揺もあって、負けてしまう。

アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

その上、遠因となった冗談を発した内海の後悔や、電話に出なかった六花の気まずさによってグリッドマン同盟は解散の危機に瀕してしまう…と一時はまさにどん底に陥る。

今回の話では降りしきる雨が印象的であったが、このウェットな展開を表現していたようだ。

しかし、あっさりとグリッドマンが生きていることが判明。グリッドマンを支援する黒服たちも登場し、キャリバーと合わせて戦力は驚くほどに高まる。

アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

リベンジマッチは敗北試合同様の構図を取り入れたカットや、技のコピーといった形でのミラー演出を取り込み、適度にこちらの熱を上げてきた。また、合体時の演出、合体した姿の造形はいかにも複合機が組み合わさる快感を覚えさせるビジュアルになっていた。

作画面でもCGを織り交ぜているからこそなのか、複雑なデザインの怪獣とロボットが体全体を使ってぶつかり合うことができている。

3話までのバトルもそうだが、戦闘後には街は元通りというルールがあるためか、派手さを押し出したバトルを展開できるのが今作の強みだとも感じた。

アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

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純粋にバトルで敗北し、勝利するという王道展開を1話でテンポよく見せてくれた点は好印象であった。他方、同時並行で進むウェットな人間関係の機微はややおざなりに感じたのも事実だ。

 

六花と響の関係はどう転ぶのか?

人間関係については、3話まで描写されている範囲ではまだそれほど大胆な面白みは見られない。

例えば、友人の内海はいまだに立ち位置が不鮮明である。記憶を失った響に同性の友人として、周囲の情報を与えてくれるという役目も六花の存在が薄めてしまっている。3話では、怪獣が人間かもしれないというジョークによって響の心理に些かの影響を与えるわけだが、これについては彼らの友情が印象付けられるシーンが現時点で存在しないため、罪悪感めいたものがイマイチ伝わってこない。

グリッドマン同盟の解散を告げ、一旦は物語に暗い影を落とす役所には役者不足というほかない。

六花もまた、解散宣言に動揺を隠しきれないでいたが、そもそも響との関係性が濁されているため、衝撃がわかりにくいのである。あるとすれば、事前に電話に出られなかったことへの少々の気まずさである。ただ、響に向ける感情は恋愛なのか友人としてなのかさえ描写されておらず、今のところ巻き込まれ要因という色が強い。

グリッドマンの敗北によって傷つく彼らの心のありようは、テンポのいい展開とは裏腹にやや粗雑な印象を拭い去れない。

そのため、今後より大きな危機が来るのならば、それまでに密な関係性や相手への胸中を色濃くする必要があると思った。

内海はこれから役割を持てるのか。そして六花と響はなんとなく居合わせている以上の関係を育むことができるのか。この疑問が快い方向で解けることを望む。

アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

 

まとめ

1話ではグリッドマンの初試合、2話では戦力の向上、3話では更なる戦力の向上と、やはり段階的に興味を引くギミックを披露している。今回登場した黒服たちもまだ2人が能力をお披露目していないため、今後に取ってあるのは間違いない。

バトル面での手札は多いようなので心配はないのだが、バトルに託し解消すべき人間ドラマに向ける期待値もいよいよ高まっている。グリッドマン同盟の面々、アカネとアンチなど、仲間内の掛け合いや敵対勢力との駆け引きを描いてこそ、バトルにより没入できるはずだ。

アイキャッチ画像: ©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

そういえば、グリッドマン=響とキャリバーが生き残っていた理屈が今回明かされていなかった。それも気にしつつ、4話以降も見ていこう。

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