『レディ・プレイヤー1』4DXはオアシスに入り込める最高の映画体験だ!映画が終わる頃には感覚が麻痺したという話。

スポンサードリンク

こんにちは、なぜか右手人差し指に黒子があるワタリ(@watari_ww)です。

最近体験した「レディ・プレイヤー1」の4DX上映についての感想を書き記します。

ストーリーの核心に触れるネタバレはしませんが、4DXのエフェクトに付随した映画の展開は触れています。これから鑑賞される予定の方は、その点をご留意ください。

 

そもそも4DXとは

4DXとは、現在、映画業界で最も注目を集める、最新の<体感型(4D)>映画上映システムです。
モーションシートが、映画のシーンに完全にマッチした形で、前後&上下左右に<動き>、その衝撃を再現。
さらに、嵐等のシーンでは<水>が降り、<風>が吹きつけ、雷鳴に劇場全体が<フラッシュ>する他、映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>や、臨場感を演出する<煙り>など、様々なエモーショナルな特殊効果で、≪目で観るだけの映画≫から≪体全体で感じる映画≫の鑑賞へと魅力的に転換致します。
通常のシアターでは得ることができない特殊効果によって、映画の持つ臨場感=魅力を最大限開放することができる、アトラクション・スタイルの映画上映システムです。

公式サイトより引用

一言で表せば「座席が動いて映画内の人や物の動きを再現する」ということ。

20170624141949

動きにはいくつか種類があります。

最も多用されるのが、座席そのものが揺れ動くパターン。カメラの動きに合わせて上下左右に動く場合だと、まるで自分たちがその場に居合わせているかのような効果があります。カーアクションシーンでは、右に左に揺れる車をシートが再現し、その車に乗り合わせている感覚を味わえます。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を4DXで観た時、大隊長フュリオサの操縦する車に同席しているような臨場感があったのを、今でも鮮明に記憶しているくらいです。

背中との接地面が振動するというマッサージチェアのような機能もあります。これは、主に殴る蹴るといった衝撃を示すのに用いられるエフェクトであり、眠気が吹っ飛ぶこと間違いなしです。

椅子自体が小刻みに震えるバイブレーション機能も地響きなどのシーンでよく使われています。血行が良くなるような気がする機能です。

耳元でプシュッと小さな空砲が鳴る機能も見逃せません。銃を発砲すると、弾丸を掠めるお約束のシーンも、この効果によって驚きが増します。

以上の座席の振動・可動機能に加えて他にも、が吹いたり、匂い水しぶきの噴射、天井部からのフラッシュ、画面真下から立ち上がるスモークバブルの発生などがあります。

視覚で鑑賞するものでしかなかったはずの映画が、まさに五感すべてを使う体験になっている。それが4DX上映なのです。

 

レディプレ×4DX=最高の体験

そんな4DXでレディプレを鑑賞した後、胸のうちから込み上げてきた感情は喜び一色でした。

あのオアシスの世界に入り込んだかのような感覚を上映時間中ずっと味わえる。そう言っても過言ではないぐらいのパワーと拘りを感じました。

レディプレ7

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

まず、今作と4DXはコンセプトからいって相性が抜群に良いです。

レディプレは「ゲームの世界に入り込み仮想現実に浸る」映画であり、4DXも「映画の世界に入り込み映画に浸る」というアトラクションです。この時点でレディプレの内容と親和性の高い設備であることは一目瞭然ですよね。

 

4DXによる演出強化

なにより映画の内容も4DX向きであると感じました。

レディプレはワンカットでキャラクターの動きを追う長回しのシーンに力が入れられています。最初のレースゲームでも、AKIRAのバイクに乗ったアルテミスを執拗に追いかけるカメラワークが印象的であり、まるで観客が彼女に乗り移ったような気分にさせてくれます。惑星ドゥームでの戦争においてもキャラクターの動きを極力連続して映すことで、ごちゃごちゃした絵の中で動く個人をわかりやすく捉えてくれました。こうした長回し映像と4DXの相性は頗る良いのです。

カットが連続的でない場合、4DXは動きがリセットされたり、違う動きに切り替わってしまうことによって、座席に座っている観客の体験もぶつ切りされてしまう危険性があります。しかし、レディプレのカメラは、没入感重視のため座席が映画の中の動きと長時間連動し、あたかも登場人物と一体になったような感覚を味わえるのです。

派手ではない些細なシーンにおいても4DXの効果は発揮されています。物語のはじまり、ウェイドがスタックスを降りていくシーンでは、彼が着地するごとにその振動が伝わり、座席も彼の動きに重なって上から下へ動いていきます。洗濯機の上をベッドにして寝ている時のバイブレーションもきちんと再現されいて、見せ場ではないシーンにおいても細やかな演出が入っているのです。そのため、絶え間なく映画世界とのシンクロを楽しむことができました。

4DXは上映時間中ずっと機能が続くため、見せ場以外の力の入れようも気になってくるのですが、レディプレ4DXは妥協を感じない代物だと断言できます。

 

序盤のレースに3200円出せるレベル

序盤のカーレースはIMAX3Dで観た時も大迫力でしたが、4DXは更に臨場感が加わっていました。

レディプレ2

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

レースの始まりから終わりまでずっと何かしらの特殊効果が使われ続けていたので、本当にディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションかと錯覚するぐらいの勢いでした。
通常の上映では流して見たであろう、パーシヴァルがデロリアンを設置する場面からして面白い。小型の車が展開変形していく動きと音に合わせて座席がリズミカルにシェイクされていました。

更にはレースが始まる時に海からコースが出現し、河からあがった水飛沫がこっちにかかってきたんですよ。この時点でそれなりにエフェクトを楽しんでいましたが、レースが始まるとこれらの体験がすぐさま過去へと流れていきました。贅沢にも画面の端でクラッシュする車の転倒動作や爆音も座席に響き、回転刃で前方の車を薙ぎ倒すエイチの暴走車と連動した激しい揺れに心をかき乱され、しまいにはAKIRAのバイクを執拗に追っかけるカメラに合わせて座席も傾き、エンジン音が底から伝わってくるんですよ。もう興奮するしかないでしょう。

スポンサードリンク

鉄球やT-REX、キングコングが次々と襲ってくるころには頭のCPUが情報を処理しきれず、半笑いになってる自分がいました。

河の対岸へと飛び移るジャンプ台の浮遊感も良かった。次々とクラッシュしていく車の破壊音が体に伝播しつつ、座席は上方に傾いて一瞬の無音状態。内臓が浮かび上がったあの感覚と激しいレース展開の合間に挟まる静けさにシビれました。映画内の演出に上乗せして4DXもこちらの五感に訴えかけてくるからこそのメリハリです。

もうこの時点で支払った3200円の元はとったんじゃないかと思うぐらいです。

このシーンはカットひとつひとつが長いので、切れ間なく映画の世界に入り込めるし、見せ場のオンパレードなので次々と襲いかかってくる4DXエフェクトに感覚が麻痺するぐらいでした。

 

ホラー演出も再現

第2の鍵探しでは、4DXの水しぶきが面白い使われ方をしていました

画面はシャイニングの上映劇場に入った一同の後ろ姿を追いかけ、居間に入ったときには舐めるように下方にカメラが傾きますよね。嵐の前の静けさを表現していたのか、ここから座席の動きが不気味に感じました。

そんな微妙な不安感を抱えた頃、エイチの踵…もとい座っている自分の背中にボールがぶつかります。2人の女の子を追いかけてエレベーターの前に行ったエイチに大量の血が覆い被さりました。この時、観客の方にけっこう多めの水がかかり、思わず驚いてしまいました。血に流される最中も水しぶきはかかり続けます。

海を舞台にしたわけではない4DX作品の中ではかなりの水分を被った気がしました。かつて体験した「キングスマン」4DXでとある登場人物のゲロを被ったり、「アナと雪の女王」4DXの短編上映「ミッキーのミニー救出大作戦」でとあるキャラクターのよだれを浴びたりした自分から言わせると、4DXの液体は清潔であることの方が珍しいです。

237号室に逃げ込み、血の海がやっと止んだと思ったのも束の間。老婆に襲撃され、背後からは斧が飛び出してくるというショッキングな展開。もちろん、座席の背後からは斧で突き破られたような震動が走っていました。

シャイニングのこの展開を知っていたから心構え出来ましたが、知らずに4DXに来たお客さんが心配になる再現度でした。

 

終盤は4DXのパワーもインフレ

終盤の第3の鍵を巡っての大規模戦闘では4DXの激しさインフレーションを起こしていました。

レディプレ3

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

大量のプレイヤーとシクサーズがぶつかり合う戦闘の激しさが座席に響きつつ、チャッキー、アイアンジャイアント、ガンダム、メカゴジラが参戦。大乱闘スマッシュブラザーズのハリウッド版と言わんばかりにハチャメチャに動きまくっていたものだから、自分の詳細な記憶は頭がパンクして一部消し飛んでいるぐらいです。

アルテミスがバリアを解除してからパーシヴァルの側に戻っていく長回しのシーンに魅了されたかと思いきや、次はパーシヴァルと合流し戦場の中をデロリアンで駆け抜けるエンジンと車の揺れ、チャッキーのクレイジーなナイフ捌きの小刻みな動きが次々と自分の体に伝わってきました。

このシーンはアイアンジャイアントが歩くことによる地響きも感じたし、ガンダムが登場した時の一体感も言いようのない興奮を覚えて、もう感情の収まりがつかないという状態。ガンダムとメカゴジラの闘いは「いけー!ガンダム!」と心の中で叫び、体は笑みを浮かべながら強張っていました。ガンダムに搭乗しているとまではいかなかったけれど、機体に合わせて自分の座席も動くと自然と拳に力が入るというものです。

メカゴジラがアルテミスに爆破された時の座席の衝撃はレディプレ4DXの中で2番目に大きいものでした。

ぶっちぎり1番はカタクリストの爆発です。これはもう言葉にならないぐらいデカイ揺れを感じました。4DX上映は約10回は観てきましたが、今までで最も迫力のある動作をしていたんじゃないかと思うぐらいです。作中では惑星ドゥームに居合わせたプレイヤーが全員消し飛びましたが、それも納得というぐらいでした。画面内で閃光が走るとともにシアター上部でフラッシュエフェクトが起こっていたり、爆発が終わった後にスクリーンの下から煙が昇っていたのが印象的です。

 

4DXの意外な使いどころ

レディプレ4DXでは、ただ激しいだけじゃない搦め手演出も多々ありました。前述したシャイニングの血の海の場面で前方から水しぶきが噴射されたものの他、雨のシーンで天井から水が降ってきたり、爆破シーンでスモークが立ち上がる演出は面白かったです。

何より、ウェイドがイースターエッグを手にし、光を見つめるとても重要な部分で4DXのフラッシュが入ったのには思わず笑ってしまいましたね。劇場内全体がイースターエッグで光るなんて予想していませんでした。感動的な演出だと思いながらも、使いどころがあまりに意外なので面白さが先に立ちました。

レディプレ4

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

最後にウェイド、サマンサ、ヘレン、トシロウ、ジョウが人々から祝福を受け、紙吹雪らしきものが舞う場面では、スクリーン上部からバブルが降り注いできていました。めでたい場面がバブルによって更にゴージャスになっていたと思います。これも、考えてみると過剰なエフェクトではあります。

このあたりの4DX演出は、ちょっと好き嫌いが分かれそうですね。

しかし、自分は散々4DXに身も心も揺さぶられた後だったので、感覚が麻痺して喜んでしまっていました。大量のアメを与えられて満悦していたら、多少のムチ打ちも全く気にしなくなるといいますか、そのぐらいレディプレの4DXにハマっていたのです。

 

まとめ

「レディ・プレイヤー1」は見応えのある映画です。そして「レディ・プレイヤー1」4DXは感じ応えのある映画体験でした。
4DXは設置している劇場も限られているし、公開からそろそろ1カ月が経って上映回数も少なくなってきていることでしょう。しかし、多少無理してでも、高い鑑賞料金払ってでも観てほしいです。

これを読んでいる方に向けて、これでもかというぐらい強くオススメします

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です